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1000系
車体を700系から流用した車両です。足回りは新造当時5000系と同等の物を搭載していました。
現在は更新工事により界磁添加励磁制御になり、車体も車内や前面が改造されています。
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1900系
元特急車で、旧3000系登場後は一般車化改造された車両です。1810系からの編入車も存在します。
1810系からの編入車には50年以上活躍してきた車両も存在しましたが、10000系の登場で廃車が始まり、中之島線開業を機に一般営業運転を離脱し、同年12月のさよなら運転を最後に引退しました。
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2200系
2000系をベースにした通勤車です。2000系がオールM車で高加減速を追求していたのに対し、2200系は付随車を組み込み2000系と比べると出力の高い電動機を搭載しています。
更新工事で前面の貫通扉に種別・方向幕を搭載し、更新最終5編成は界磁添加励磁制御化が行われました。
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2400系
関西初の冷房搭載通勤車で、屋上に並んだ冷房機が特徴的です。
現在は更新工事により界磁添加励磁制御化や車内の化粧板交換、前面の改修等が行われています。
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2600系
2000系がそのままだと1500V昇圧に対応していなかった為、昇圧に合わせ2000系の主に足回りを改造した(書類上は代理新造)車両です。2000系全車が改造されました。また、これとは別に30番台が7連4本新造されています。
0番台は老朽化が進み廃車も出始めていますが、支線から本線運用まで幅広く活躍しています。
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3000系
中之島線開業に合わせて投入された車両です。従来の京阪車両のイメージとは異なるデザインと塗装になっています。
車内は転換クロスシートに車端部ロングシートとなっています。
主に快速急行で活躍しています。
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5000系
当時としては画期的な5扉車です。現在でこそ各社で多扉車が編成に含まれている車両もありますが、編成全てが多扉、かつラッシュ時以外は3扉になり締切扱いのドア部に座席が下りてくるのはこの車両のみとなっています。
ラッシュ時のみ使われる扉は無塗装になっている部分があり、他の扉と一目で見分けが付くようになっています。
元々抵抗制御でしたが、更新工事で界磁添加励磁制御になり、車内も7200系等と同等のものにされました。
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6000系
当時の京阪の車両のイメージを覆すデザインで登場した車両で、以降に製造された車両の基礎を作り上げた車両です。
製造当初は昇圧前だったので4両で支線運用に就いていた事もありましたが、現在は8両編成(一部編成は中間車1両を抜き取り7両編成)で活躍しています。
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7000系
京阪初のVVVF制御車です。当時としては大きな出力の主電動機を採用しています。
車体は6000系と似ていますが、前面がより垂直になっています。
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7200系
7000系の改良車です。7000系に比べ丸みを帯びた前面デザインが特徴的で、9000系や10000系のベースになっています。
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8000系
3000系の後継車として製造された特急用車両です。主に昼間の淀屋橋〜出町柳間の特急や、朝晩は普通や急行等の運用にも入ります。
車内は転換クロスシートで、出町柳方から4両目にダブルデッカー車を連結しています。
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8000系30番台
特急用の車両です。元々3000系を名乗っていましたが、中之島線の快速急行向けに製造された車両が3000系を名乗ることになり8000系30番台に改番されました。
3000系時代に8000系への置換えが進み、1編成のみの在籍となっていますが、1995年に制御機器や内装を8000系と同等の物に更新しています。
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9000系
普通から特急まで幅広く使用する目的で製造された車両です。通勤車との区別として、濃淡緑の間に水色の帯が入る塗装が特徴的です。
車内はセミクロスシートとなっていて、過去には真ん中の扉を閉め実質2扉車として使用していた時期もありました。
3000系の登場で、今後は通勤車として使用される見込みで、ロングシート化改造される予定となっています。
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10000系
支線向けに製造された車両です。車体がターコイズグリーンに塗装されている点が特徴です。また、一次車の一部機器は1900系や2600系の廃車発生品を使用しています。
二次車は一次車と比較して窓枠の黒色化、車内蛍光灯カバーの省略等の変更が加えられています。
以前は交野線や宇治線で活躍していましたが、交野線ワンマン運転開始に伴い全編成ワンマン改造を行い、現在は宇治線に入る事は稀になっています。
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600形
260形、300形からの車体流用車です(書類上は新製車)。大津線初の冷房車でもあります。
大津線1500V昇圧に合わせ対応改造が実施され、700形と同等の性能になっています。 |